2002.7.25.発行 vol.112 [水槽も売るさ 号]

■■-----------------------------------------------------------------
■■  [本]のメルマガ                             2002.07.25.発行
■■                                                    vol.112
■■   mailmagazine of books                 [水槽も売るさ 号]
■■-----------------------------------------------------------------
■■     創刊は1999年5月10日、現在の読者数は4964名です。    
■CONTENTS----------------------------------------------------------- 
★トピックス
→イベント、オンライン書店情報、リアル書店の苦心など。

★特別寄稿「完全報告:ペヨトル・イン・西部講堂2002」/ 黒木實
→ペヨトル・ファンサイト主宰者による、幻のファイナルイベントの全貌。

★「公開討論『絶版論争:なぜ再刊できないか/いかに再刊するか』」第3回
→読者にとっては、出版社側の説明は一般常識から離れていると見えている。 

★「S_h_o_r_t_ S_t_o_r_y_ S_t_r_e_a_m_」/ aguni(あぐに)
→ユニークなサイトやメルマガを紹介するこのコーナー。今回は「ゴルフ」。

★「現代思想の最前線」/ 五月(ごがつ)
→本業多忙につき今回は休載です。ごめんなさい。
---------------------------------------------------------------------
■トピックス
---------------------------------------------------------------------
■ジュンク堂トークセッション「文明の内なる衝突」大澤真幸×東浩紀 

『文明の内なる衝突』(大澤真幸・NHKブックス)の出版記念として、著者
と東浩紀氏によるトークセッションがジュンク堂書店池袋本店で行われる。新
世代の論客として、それぞれ80年代、90年代に論壇デビューしたお二人が、米
国同時多発テロ事件以後の現代を緻密に分析・討議する。

内容:9・11テロは、文明の「外敵」が引き起こした事件というだけではな
い。アメリカを含む私たちの内にも、イスラーム原理主義に呼応する側面があ
るのではないか。テロリストは、私たちの内なる欲望を映し出す鏡ではないか。
文明間の衝突は、同時に私たちの文明の内なる衝突ではなかったか? そして
また、9・11以降、人間を動物のように管理しようとする権力の動きが、
「セキュリティ」の名の下で進行している。この事態をどう乗り越えるのか?
現代世界の深層に横たわる葛藤をあぶり出し、テロ後の世界における「生」の
あり方を考える、スリリングな討論!

日時:8月10日(土)午後6時より
場所:ジュンク堂書店池袋本店4階カフェにて
入場料:1000円(ドリンク付)
定員:40名(お電話又はご来店にてお申し込み先着順)
お問い合わせ:03-5956-6111(池袋本店)
http://www.junkudo.co.jp


■オンライン書店モール「本やタウン」がウィルスメール配信で陳謝

セキュリティに関しては業界内でもっとも気を配ってきたはずの日販系オンラ
イン書店モール「本やタウン」が、同事務局に送信されてきたウィルスメール
に感染、7月15日(月)に「本やタウン」からウィルスメールを配信したこと
について、同16日、お詫びを発表した。本やタウン事務局が感染したのは、
「Re:Your password!」という件名が特徴の「W32/Frethem」で、メール大量
送信型のウィルス。受信者のコンピュータ内のファイルを破壊したり、個人情
報の送信を行ったりするものではないと確認されているが、書店=版元業界内
でも相当数の被害が広がっている。業界内での拡散の真犯人が「本やタウン」
かどうかは現在のところ不明だが、二次被害が増加していることは確かなよう
で、被害者たちはこの夏のとんだボーナスに頭を抱えている。
http://www.honya-town.co.jp/P3/CM/ad/owabim.html


■神奈川地区の地域一番チェーン有隣堂が熱帯魚専用水槽を販売開始

海水魚水槽レンタル事業を展開してきた、神奈川の地元有力書店チェーン「有
隣堂」の「マリーンジェム事業」部門は、一般の熱帯魚・海水魚ファン向けに、
海水魚飼育水槽セット及び各種消耗品の小売販売を開始した。水槽はレンタル
用もあわせ、有隣堂の各支店店頭でも展示されており、書棚のすぐ脇に置いて
ある場合もあるようで、訪問客の目を引いている。展示している店舗は、イセ
ザキ町本店、東戸塚営業本部、厚木店、目黒店、ルミネ横浜6階レストラン街、
藤沢名店ビル2階、横浜銀行横浜駅前支店(浜銀プチ水族館)、アトレ恵比寿
4階など。なお有隣堂といえば、ホームページで「横浜カフェ」なる、個人客
からの投稿メールを掲載するコミュニケーションのスペースを用意しているこ
とでも有名。まっとうなものから理不尽なものまで、クレームをひとつひとつ
公開し、各責任者に回答させているのは立派だ。見かねた読者が(あるいは業
界人かもしれないが)、お客もマナーや常識を持たなければ、と発言している
が、同じような掲示板をもし他の大型チェーンが設置したら、もっとすさまじ
い修羅場になることだろう。様々な客層の生の声が聞けるこの掲示板は、業界
にとっても貴重。今後も存続してほしいものだ。
水槽販売 http://www.yurindo.co.jp/marinegem/marinegem5.html
横浜カフェ http://www.yurindo.co.jp/cafe/cafetop.html
---------------------------------------------------------------------
■特別寄稿「完全報告:ペヨトル・イン・西部講堂2002」/ 黒木實
---------------------------------------------------------------------
5月11、12日に行われたペヨトル工房のファイナルイベント、「ペヨトル・イ
ン・西部講堂2002」について、この場を借りて、主催者から若干の報告を行い
たい。

このイベントのアイディアは、昨年7月に刊行された『ペヨトル興亡史』(冬
弓舎)の編集会議の途中で湧き出たものだ。当時は漠然と、なんらかの形で、
ラストを刻印できるようなイベントができたらいいな、くらいのものだったが、
ペヨトル社主の今野裕一は無類のイベント好きときている。時には編集作業は
そっちのけで、滔々とイベントの構想を語り出したりする始末、編集会議は京
都で行われていたから、そこにさらに「京大西部講堂」という神話的な名前が
クロスし、どうせやるなら西部で、という話へと盛り上がっていった。しかし、
そもそもペヨトルは会社精算の途上にあり、先立つものもないはずで、この構
想は夢物語として封じられるはずだった。
 
『ペヨトル興亡史』は発売後、「地方小扱いの本としては」順調な売れ行きを
示し、ペヨトル在庫流通の最大手、三月書房でも、この本の発売を契機に、ペ
ヨトル在庫の売上げは明らかに上向いた。しかしこの話題性も長続きしない。
秋頃には『興亡史』の売れ行きも落ち着いてきた。そんな頃、「最後の花火」
として例の夢物語が再浮上したのだが、今となっては何が決定的な起爆剤に
なったのかはもう思い出せない。おそらくその頃、今野はJCDN(ジャパ
ン・コンテンポラリー・ダンス・ネットワーク)による、ダンスDVD制作の
プロデューサーをバイト的に始めたはずで、舞台の現場を体験するなかで、自
分自身が総合演出するステージ、イベントへの熱がぶり返したのではあるまい
か。
 
11月末には、イベントを行うことが本決まりになり、京都先斗町の居酒屋で、
JCDNの佐東範一、私がネットで一本釣りした関西サブカル・アングラシー
ンのオピニオン・リーダーである樋口ヒロユキ、今野裕一、黒木實の4人が実
行委員会を旗揚げした。

店を出るとき領収書をとろうということになり、急ごしらえで「ペヨトル・イ
ン・西部講堂2002」という団体名を名乗ったのだが、その時には、実際に西部
講堂が使用できるかどうかや、その領収書の額面がどこからでるのかは未明
だった。西部の陥落については、元白虎社で昔の西部の事情をよく知る佐東も、
西部マニアの樋口や黒木も実は半信半疑だった。(結果として西部は使用でき
たが、飲食代は割りカンとなった。)

12月16日、西部講堂連絡協議会(西連協)の会議で企画書を提出。実行委員全
員出席で臨んだ。事前に西部の現状を聞き込みしたり、2週間前の会議からオ
ブザーバー参加するなどして、足場を固めていたこともあってか、あっけない
ほど、あっさり「西部使用」が承認された。厳密にいえば、西部使用には、そ
の団体が西連協に加盟することが条件であり、「ペヨトル・イン・西部講堂
2002」という団体の加盟が、「承認」されたということだ。イベントを行うか
どうかは、すべてここにかかっていたから、「却下」された場合の代案はいっ
さいなかった。「西部でイベント」というところが今野にとって重要だったか
ら、もしダメだったら、この日、実行委員会は解散していただろう。

われわれが、西部の使用について、これだけ気をもんでいたのは、西部講堂が
単なる貸しホールではないからだ。京都大学の一施設ではあるが、管理・運営
は大学当局ではなく、西連協のメンバーが主体的に担っていて、使用できるか
どうかは、会議に出席しているメンバーの判断にかかっている。「メンバーの
判断」と聞くと、独占・排他的に聞こえるかもしれないが、1960年代後半、政
治の季節から動き出した西連協は、こうして特定の政治・宗教団体、商業主義
の参入から講堂を死守してきたのである。当時なら、一団体の加盟について、
会議の場で熾烈な議論が戦わされただろうことは想像に難くないが、2001年冬
の薄ら寒い西部講堂事務室に、当時の風が吹きようもなく、「ナンセンス!」
と一蹴されるのではないかとのわれわれの思いは、まったくの杞憂だった。
(続く)

●黒木實(くろきみのる):1994年、エルヴェ・ギベール『悪徳』で仏文学翻
訳者としてデビュー。2000年より現在まで「ペヨトル管財人」を務め、任期満
了につき、再デビューを目論んでいる。
---------------------------------------------------------------------
■「公開討論『絶版論争:なぜ再刊できないか/いかに再刊するか』」
---------------------------------------------------------------------
第3回:出版社の「特別意識」は読者への説明不足と表裏一体ではないのか

○読者と出版社との間の温度差(本誌編集同人・五月)

前回は読者の意見への応答として、専門書出版のオピニオン・リーダーの一人
である未來社代表取締役の西谷能英さんからのコメントを掲載した。業界特有
の「絶版」や「品切」といった言葉がいったい正確には何を意味しているのか
を説明され、業界内外にそうした専門用語をあやふやに利用している節はない
か、そこに議論の混乱の原因があるのでは、というご意見をいただいた。また、
重版することの難しさを出版の現場から語っていただいた。西谷さんの問題提
起的なコメントに対し、本誌読者から率直な感想と意見が寄せられたので、今
回はそれをご紹介したい。投稿してくださったのは岡本真さん。1973年生まれ
で、国際基督教大学教養学部社会科学科を卒業され、雑誌編集者やウェブマス
ター、翻訳者、校正者等を経て、現在は民間企業に勤務。インターネットの学
術利用について考察・検証を続けている。なおコメントのタイトルは本誌編集
同人が付与したものである。

○出版社は自らの「特別意識」から脱却せよ(ARG編集発行人・岡本真)

vol.109(002.06.25.発行)の「公開討論『絶版論争:なぜ再刊できないか/
いかに再刊するか』」第2回での西谷さんの発言を興味深く読みました。 

私はわずかばかり編集者をし、その後転職してインターネット業界に身を置い
ております。そのようなキャリアを持つ身ですので、〈絶版〉と〈品切〉もし
くは〈品切重版未定〉の区別など、西谷さんの言いたいことはよくわかるつも
りです。しかし、他方で 

 「「基本文献」と呼ばれる本でさえもそうたやすく売れるわけでは 
  ないのであるから、専門書出版社とその読者はこの厳しい現実に 
  たいして共存こそすれ、敵対関係に立つべきではないと思う」。 

 「そのことを読者はあまりにも知らなさすぎるのではないだろうか」。 

といった発言には、出版業界、特に版元、それも専門書出版社が超えるべき課
題を感じます。西谷さんが仰るように、読者と出版社、還元すれば買い手と売
り手の共存関係はそれはもちろん望ましいものです。しかし、共存関係とは一
方が他方に対して、依存し一方的な要求をするところには成り立ちません。 

「読者はあまりにも知らなさすぎる」という言葉がよく示しているように感じ
ますが、なぜ読者、つまり買い手の理解不足を指摘する姿勢が先行してしまう
のでしょうか。どれだけの出版社が、〈絶版〉と〈品切〉もしくは〈品切重版
未定〉の区別を説明する努力をしてきたでしょうか。またそもそもその区別を
説明しなくていいような工夫を心がけ、実際に実現してきたでしょうか。そし
て、そうした最大限の努力を自らに課すことなく、出版社の側の論理や事情を
理解するよう読者に求めたところで一体何になるでしょうか。 

そもそも出版業界に限らず、どのような業界でも買い手との関係構築には気を
使うものです。買い手の理解が不足していると感じれば、まずは売り手側が自
らを顧み、必要な対応を自らに課し、そこから買い手の理解へとつなげていく
ものでしょう。出版業界には、こうした常識はないのでしょうか。出版業界は
自らの世界を特別なものと意識する傾向が強いと感じます。これは、売り手と
買い手の関係をあえて出版社と読者と表現するところに、端的に現れているで
しょう(そもそも、読者と出版社を買い手と売り手の関係に還元することにも
異論が噴出するでしょう)。そろそろ、こうした特別意識から脱却して、当た
り前の努力、当然の工夫に取り組むことを切に望みます。 

この企画では、「いましばらく版元サイドの複数の声を募ってみたい」とのこ
とですが、次回以降では、実際に自ら額に汗し、努力している出版社の声を聞
ければと思います(決して未來社がそのような努力をしていないというつもり
ではありません)。それも形式的であったり、逆にアクロバティックなだけで
あったり、掛け声だけで実績があがっていないといった、そういった努力では
なく、もっと地道な努力をしている出版社の声にふれることができるよう願っ
ています。 

○温度差を確かめつつ、議論の明晰化を目指す(五月)

岡本さんは明敏な洞察力で、出版社側の説明には、自らを特別視する節がない
か、と疑問を投げかけている。その特別視はしばしばビジネス一般の常識を逸
脱し、読者に利するところがほとんどないのでは、と示唆された。出版業界に
限らないが、自らのビジネスモデルを特別視する傾向はどんなメーカーにも多
少なりとも存在する。その傾向と消費者へのアカウンタビリティ(説明責任)
との間の齟齬をいかに調停するか、そこにメーカーの誠実さやずるさが表れる
ようだ。一方、読者がもし出版社のアカウンタビリティに過剰に期待するとし
たら、そこにまた別の悲劇も生まれるだろう。共存と相互理解への道程は、読
者と出版社との間の共通基盤と非対象性の認識から出発しなければならない。
岡本さんは「読者と出版社を買い手と売り手の関係に還元する」ことに疑義を
呈されており、重要な論点を提出された。さらに岡本さんは出版業界総体のイ
メージとして、形式主義やアクロバティックな掛け声だけの机上論が目立つと
いうことを指摘されている。この指摘はあくまでも個別の事例・事実とは異な
る、と留保を付与すべきであるように感じるし、未來社をはじめ、出版各社は
そうした地道な努力を惜しむことはないだろう(努力していると信頼できるか
どうかという問題は依然として残るが)。重要なのは、自意識的な「地道な努
力」ではなく、読者の目に見える客観的な成果ではないのか、と岡本さんは述
べておられる。岡本さんが提示されたスタンダードにどれだけ版元は近づいて
いるか、更なる調査と議論の進展を期したい。

この公開討論「絶版論争:なぜ再刊できないか/いかに再刊するか」は、不定
期連載で、読者と出版人の声を採録していく。業界の内と外の温度差をどう理
解するか、それぞれの本音を聞きながら、引き続き考えていきたい。貴重なコ
メントをお寄せいただいた岡本真さんに感謝します。

●岡本真(おかもと・まこと)さん略歴:ACADEMIC RESOURCE GUIDE編集兼発
行人。ARGとは、電子メディアの学術利用を展望するオンラインジャーナルで、
1998年7月以来、今月15日には第136号までが配信された。読者数5016名。 
http://www.ne.jp/asahi/coffee/house/ARG/ 
---------------------------------------------------------------------
■「S_h_o_r_t_ S_t_o_r_y_ S_t_r_e_a_m_」/ aguni(あぐに)
---------------------------------------------------------------------
Story_04 ミュアフィールド、笑顔の行方

 先日の日曜日にテレビをつけると、ゴルフをやっていました。ミュアフィ
ールドで行われた第131回全英オープン最終日。

 なんでも、前日はメジャー始まって以来の悪天候。タイガー・ウッズはそ
こで大きくスコアを落とし、優勝圏外に落ちていました。

 こうなると頑張ってもらいたいのが日本の丸山茂樹選手。最終日スタート
時で優勝を狙える位置にいました。これはTVの解説も見ているほうも、も
う、どうしても贔屓目に見て応援してしまいます。

 しかしいきなり1番のティーショットでボールはラフへ。丸山選手はここ
でスコアを1つ落としてしまいます。アナウンサーも解説者も心配していま
したが、逆にこれで緊張が解けたよう。絶妙なアプローチから2番、3番連
続バーディー。6番でさらにバーディー。5アンダーでトップに並びます。
9番で2オンからバーディー。単独トップで折り返します。

 ところがここで逃げる立場になったのが災いしたか、優勝を意識してしま
ったのか、10番でボギー。日本では「大相撲ダイジェスト」放送中にいつ
のまにか、といった感じで、「これは俺がTVで応援していなかったからか」
などと思ってしまいました。もちろんそんなことはなく、ゴルフは審判もサ
ポーターもない「自分自身との戦い」という側面の多いスポーツです。「マ
ルちゃん頑張れ!」と祈るような気持ちで見ているしかありません。

 丸山選手自身も「メンタルな面が課題」と言っていたとのことですが、ス
イングのスピードも早くなり、本来のゴルフができなくなっていきます。こ
れまで絶好調だったパターも、カップを避けるかのように入らなくなってい
き、12、13番と連続ボギー。

 立ち直るきっかけを求めてプレイを続けて16番、ピタリと寄せてバーデ
ィー。「よっしゃー」という掛け声とともにガッツポーズ。そして笑顔。こ
れで丸山選手は完全に自分のプレイを取り戻したようでした。この場でこの
状況で笑顔が出せること。これが精神的な強さなんだなぁ、ということを思
ったのでした。17番ではイーグルチャンス。これは惜しくも外し、バーデ
ィー。18番、ボールはバンカーエッジへ。そこから着実にパーとして、最
後はまたガッツポーズ。

 結果は、たった1打差でプレーオフに参加できず、5位タイ。残念でした。
でも、あまり残念、というと丸山選手に学ぶことはできません。試合後のイ
ンタビューでは、「身長は大きくならないけど、気持ちは大きくなります」
といつものようにジョークを飛ばしつつ、笑顔で応えた丸山選手。この笑顔
が精神力の源なんだろうな、と思ったのでした。

 D・カーネギーの古典『道は開ける』があります。この本の最初に書かれ
ているのは、「今日、一日の区切りで生きよ」という言葉です。丸山選手の
ゴルフを見ていて、精神力とは、その瞬間瞬間にベストを尽くせること、で
あることなんだなぁ、と思いました。でもそれってゴルフに限った話ではあ
りませんよね?

 人生はゴルフに似ています。他人がどんなにいいスコアを取っているから
といって、それを邪魔することはできません。しかし、自分がいいスコアを
取ることは、自分だけの努力でできます。世界を変えることは、他人を変え
ることよりも簡単なことなのです。

 毎日を毎日楽しくすごしていくために、どんな細かいことでもいいのです。
朝に自分をほめてあげて、笑顔でガッツポーズしてみよう。そうすれば、き
っと毎日が楽しいものになるんじゃないかな、と思ったのです。

 あ、その前に自分の笑顔を写すくらいの鏡を買わないといけませんね。

 最後にマルちゃん、お疲れ様でした。

TV-ASAHI SPORTS THE OPEN 全英オープンゴルフトップページ
http://www.tv-asahi.co.jp/sports/golf/uk-open/index.html

丸山茂樹オフィシャルファンクラブサイト
http://www.clubmaru.com/

『道は開ける』
http://www.bk1.co.jp/cgi-bin/srch/srch_detail.cgi?aid=p-myst00047&bibid=01702984
- - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - -
※ユニークなサイト・メルマガをご存知の方がいらっしゃいましたら、
メール( sss@aguni.com )にてお知らせくださると幸せです!(私が)
---------------------------------------------------------------------
■編集同人備忘録
---------------------------------------------------------------------
森山大道の最新写真集『新宿』を本日、取次に搬入したのだが、書籍は雑誌と
ちがって、この取次搬入日が「発売日」となる。発売日というと、読者はたい
てい書店店頭に並ぶ日と受け止めるわけで、今日は問い合わせが集中しててん
てこまいだった。じっさいに店頭に並び始めるのは、早くて順次都内から明日
以後。地方であれば数日を要する。書店さんや読者の皆さんに申し訳ないやら、
反響があるのがうれしいやら、で複雑な気持ちだ。なお、「[本]のメルマガ」
は月曜社が配信しているんですか、と聞かれることがあるので、お答えしてお
きたいのだけれど、月曜社は配信とはまったく関係ない。月曜社という出版社
を本業でやっている私が、同人に加わっているだけのことで、このメルマガは
同業他社の出版人や書店人(リアル/オンラインのどちらもいる)、ライター
など十数名のゆるやかな連携によって運営されている。皆それぞれ本業を持っ
てはいるが、このメルマガを細く長く続けていたらいいなと思う。今後とも読
者の皆さんの忌憚ないご意見ご要望を伺って、成長していきたい。   五月
---------------------------------------------------------------------
■広告募集のお知らせ:当メルマガは現在4964名の読者の皆さんに配信してお
り、広告は随時募集中です。詳細はメールにて編集同人までお尋ね下さい。
=====================================================================
■ 電子メールマガジン「[本]のメルマガ 」(毎月5・15・25日発行)
■ 発行:[本]のメルマガ発行委員会
■ 掲載された内容を小会の許可無く転載することはご遠慮ください。
■ COPYRIGHTはそれぞれの記事の記者が有します。
■ ご意見・ご質問は25日号編集同人「五月」まで kleinwald@hotmail.com
■ 掲示板もご利用ください http://6629.teacup.com/anjienji/bbs
■ HPアドレス http://www.aguni.com/hon/
■ このメルマガは『まぐまぐ』を通じて発行しています。
■ メールマガジンIDナンバー:0000013315
■ 購読・解除・変更手続きは http://www.mag2.com/ より行えます。
=====================================================================

▲トップページへ戻る