| ■小林秀雄全集第五次に幻のベルクソン論「感想」が初収録
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2001.2.25.
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昭和期の論壇史上に燦然と輝く小林秀雄(1902-1983)の生誕100周年を目前にして、2001年4月10日より新潮社から第五次全集全14巻別巻2が刊行となる。20歳
の頃執筆された創作「蛸の自殺」から、自ら出版を禁じたベルクソン論「感想」 まで、前回未収録分のテキストも多く、今回初となるのが約170篇。特に1958
年から1963年に雑誌連載された後者のベルクソン論は、その重要性にもかかわ らずコピーの束のみが学生や研究者たちの間で回覧され、近年それについて批
評家たちから再評価が高まっていたにもかかわらず、著者の厳命により単行本 化も全集への組み込みも適わなかった。この幻のテキストと1981年の絶筆「正宗白鳥の作について」とが併せ収録された別巻?は、今回の全集の隠れたピークとなるだろう。毎月一点、10日の配本で、本体価は各8000円〜9000円。大きさは菊判で、表紙は特製「葛巻紬」布と生成りの本皮の美しい丸背、貼箱入り。全巻購読者には、特製CD「小林秀雄と音楽を聴く」をもれなくプレゼント。著
者の評論に近しいクラシックと、小林自身による音楽談義が収録されている。なお2002年秋の本全集完結後には続けて、旧仮名旧字体を新仮名新字体に改め、
便利な脚注を施した第六次全集も、ハンディな46判で全28巻別巻4で刊行される。
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