| ■アマゾン・コム大量レイオフでこれからどうなる |
2001.2.25.
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アメリカのインターネット利用人口は半年ごとに千万の単位で増加しているが、ネット小売業は相変わらず厳しい状況で、今月(2001年2月)になっておもちゃ販売の最大手のひとつイートイズは破産を目前にしていると記者会見した。他のEコマース各社も昨年来人員削減を余儀なくされており、アマゾン・コムも
ついにジョージアの配送センターとシアトルの顧客サービスセンターを閉鎖し、全社員の15%にあたる約1300人を2001年中に解雇することを1月末に発表した。つい一年前には150人程度だったレイオフが膨らんできているのだ。ドットコム企業全体でも大量解雇時代となっている今日のアメリカの情況は、早晩日本にも伝染するかもしれない。かつてのビットヴァレーの盛況が、アメリカ同様の失業者の大盛況なパーティに変わる日がくるのだろうか。
アマゾン・コムでは黒字部門の書籍販売以外は赤字と伝えられるが、売上が伸長している電気製品をはじめ、台所用品、美容関連用品やおもちゃの販売に今後いっそうの力を注いでいく。お家芸の書籍販売を手放すことはしないだろうが、単価が安い書籍よりも儲けの大きい商材をこれからも開発するだろうことは確かで、このシフトが書籍販売離れの前兆とならないことを祈りたい。なお今月初めの報道によれば、アマゾン・コムは電子メールを使用した顧客への書籍販売促進について、版元に1タイトル最高1万ドルの料金の請求を開始するという。現行の無料から最高1万ドルである。今まで自社のエディターが行っていたレコメンデーション作業に対し、版元が金銭で物言わせることにならなければいいのだが。独自のエディターシップの確保が望まれるところだ。
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