2002.1.20.発行 vol.59 [ 迷宮のような気分 号]


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■■ [書評]のメルマガ                             2002.1.20.発行  
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■「初心者のための芋焼酎入門」 小林圭司
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昨年末の翻訳小説の新刊ラッシュには驚いた。
ポール・オースター、イアン・バンクス、J.G.バラード、リチャード・パ
ワーズ、ダグラス・クープランドといった大御所の新訳が一遍に届いたので
ある。
これらを長い正月休みの間に読む。
なんて充実した読書生活。
買ってきた本を積み上げて喜々としていたのはつい3週間前だ。
さて、この中からどれを今回のメルマガに…あ…まだ1冊も読み終わってい
ない。
恐ろしいことに、9日もの休みの間、1冊の本も読まずにいたのだ。
じゃあ何をしていたのかといえば、結局は正月らしくひたすら飲んでいた。

ところでみなさんはお正月にはどんなお酒を召し上っていたのでしょう。
やっぱりお屠蘇と日本酒でしょうか。
私はいきなり焼酎でした。
まあ、1年中そうなのですが。

なぜこんな焼酎飲みになってしまったのだろう。
できることなら「とりあえずビール」すら省略して焼酎にしてしまいたいく
らいだ。
それも、麥や蕎麦よりも芋がよい。
芋は独特の香りがあるので敬遠なさる方も多いが、はまってしまうと逆にあ
れがないと物足りない。

昨年の夏、出版営業の勉強会であるW会で、書店研修のため福岡を訪れた。
御存知のとおり、九州でお酒といえば焼酎。
こんなチャンスは滅多にないので、芋焼酎ばかり飲んでいた。
高級焼酎ブームが起きていることなど全然知らないでいた私は、それまで焼
酎の銘柄など気になしたことはなく、白波で十分だったわけだが、一口に芋
焼酎といってもいろいろあることをようやく認識するに至った。
一緒に研修に行ったA君やOさんとはその後東京でも度々飲みに行き、そのた
びに焼酎の飲み過ぎでひどい目にあう、という大人気ないことを繰り返して
いる。
もう少し節度を持って、よい焼酎を味わうべきだ、と気付くまでに時間がか
かり過ぎているような気もしないではないが、芋焼酎入門者にちょうどよい
本があった。
それが
『いも焼酎の人々』 大本幸子著・世界文化社刊・本体1600円
だ。

なかなか構成がよくできている。
芋焼酎を作るのには当然欠かせないさつまいもと麹の話から始まり、作り手
である杜氏、肴や酒器、酒席での遊びについての読みものが続く。
可笑しいのは「だいやめ」の章だ。
鹿児島では晩酌のことを「だいやめ」と言う。
体の「だれつかれ」を「やめる」、という意味の「だれつかれやめ」を「だ
いやめ」と呼ぶようになったそうだ。
鹿児島のお父さんたちが普段どんな「だいやめ」をしているのか、いろいろ
な職業の人にインタビューしているのだが、お湯割りだのロックだの、割る
比率が5:5だの6:4だのといった飲み方から、つまみはつけ揚げ(さつ
ま揚げのことですね)だのと妙なこだわりに親近感を覚える。
家族5人で経営している小牧醸造を取材し、会社の苦難の歴史と実際の製造
工程を追っている章が一番の読みどころだ。
「これだけ肉体を使って、こんなにきついのだから、いい焼酎が出来ないは
ずがない」
という言葉が胸を打つ(ちょっとプロジェクトX的だけど)。
この人たちがつくった焼酎は、どんなにおいしいのだろう…と想像してしま
うと買いに行かずにはいられない。
飲食店リストはあるのだが、酒販店リストのないところが、この本の唯一の
弱点だろうか。
でも、この本に登場する、小牧醸造に住み込みで勉強している高田馬場の酒
屋さんの名前から、その店を訪ね、購入することができた。
で、やっぱりおいしかった。

森伊蔵のような超人気銘柄にはなかなかお目にかかることはできないが、な
にせ鹿児島県内だけでも100近くの蔵元があり、様々な銘柄の焼酎をつ
くっている。
この本をガイドがわりに、しばらくは楽しめそうだ。
…昨日飲み過ぎてるから、今日はほどほどにしておこうかな…。
 
http://www.gozans.com/bk/?b=4418012273&s=shohyo 
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<小林圭司 出版社営業部員 33歳 年間読書量50冊 好きなジャンル
 翻訳小説・サッカー このメルマガを読んでる方々におすすめの芋焼酎と
いえば、なんといっても「晴耕雨読」でしょうか>

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■『ふるさとの食卓』畠中理恵子
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『箱庭センチメンタル』小林キユウ著


 小林キユウは、写真家。
 家族と離れて東京生活を始めた若者達の焦りや不安、楽しさの混ざる「気
持ち」を、キッチンと料理を通してルポルタージュする一冊『TOKYO KITCHE
N』。デビュー作で、準太陽賞を受賞した『TOKYO OMNIBUS』は、上京して1
年未満の若者を取材、その上京物語と写真で構成されたユニークな写真集だ。
 一貫して「個人の生活」をテーマにしてきたと思う。
 決定的瞬間を切り取るのでなく、その人の生活の一部を切り取り個人を際
立たせていく方法は、新鮮だった。カタログのような、小説のような。
 何より若い「地方」出身者が、根っこのない東京という土地で生活を始め
る心境を丹念にすくって書く姿勢は、一括りにされがちな何か、一括りには
できない何か(個人のもつ感受性みたいなものか)の存在を伝えている、楽
しい作品だと思う。
 今回、小林は「事件」を取り上げる。
 文京区音羽養女殺害事件、新潟県柏崎市女性誘拐監禁事件、横浜市少年少
女捨子事件、佐賀市十七歳少年バスジャック事件、世田谷一家殺害事件…。
少し前の、話題になったそして衝撃的な事件の現場に訪れ、そこで感じるも
のを写真と文章によって表現しようとする…。あくまで小林の個人の印象を
たよりに、事件風景をとらえる。そんな意図で始まったルポルタージュだ。

 「あなたはこの日本に住んでいて、目の前の世界を「箱庭」のように感じ
たことはないだろうか?」と本書は始まる。
 小林は、「庭とは本来、人間の自然観や世界観とその土地固有の風土・環
境・植生などが時間をかけて溶け合い、つくり出される空間である。」とい
う。そして、「箱庭はその逆だ」と。
 人がそれぞれの「箱庭だけの住人となり、門を閉ざし、外の自称に世を向
けた時、人は狂うのではないか」と小林はいい、その理由は「世界はだれの
箱庭でもないし、人間だけのものでもないからだ。」という。
 ニュースで悲惨な残酷な事件が報道される度「箱庭」の住人の事件だと感
じたとも。そして、その箱庭的空気が取り憑いている事件や日本社会を悲観
するだけで何もしない「箱庭的」人間になりたくないと事件の(箱庭の)風
景への「旅」に出、世界をもう一度考えようとするのが本書だ。

 今回、しかし、私はまったく小林の心に共感できなかった。
 あまりにもセンチメンタル過ぎる、と感じた。
事件の風景に「旅する」小林は、自分の足でゆっくり関係のある土地を歩き、
その土地にある花にふれ、
側ににある家や町並みに思いを馳せる。
 事件当時、犯人は、被害者はどんな気持ちでこの空間にいたのだろう、と。
 でも、そんなふうに思いをはせることが果たして悲観から出発できること
なのだろうか。
 事件現場は、確かに閉息感があり
時間が経過していることもあり、ほとんど人の気配もなく顧みられることも
無くなっている。
 近所の人も興味のない(興味をなくそうと努力している)人ばかりだ。
 小林は、その空間に箱庭的閉息感を感じ
そして過ぎていく。
 
 小林が立ち止まっているのか、何なのかわからないのだ。
 あとがきに、事件の風景の中に立ったことを「体験としての事件」と表現
している。
 そうだろうか。

 風景を信じる、と小林はいう。「風景は裏切らない」「風景は世界」だか
ら、と。
 世界って何なのか。
 あまりに感傷的な一方的な思いを感じてしまう。

 唯一、小林の気持ちに添うこととが出来たのは、小林が訪れるつもりがな
かったが編集者にすすめられて行ってみた、JR新大久保駅転落死亡事故の現
場の章だけだった。
 つい3、4日前におこった事件現場に
 あまり気が進まないながらも行ってみる。「花」にひかれて。
 時間の経過があまりないせいか報道陣の多い風景。小林のかつて記者だっ
た時代の記憶とともに
 その風景の雰囲気が結構なまなましく語られている。
他の章にあふれるセンチメンタルがここにはあまりないような気がした。

「センチメンタル」
 タイトルにも使われているのだから、小林にとってのキーワード的なもの
なのだろう。
しかし、個々の事件に「体験として」旅した各章には、
彼の感傷はあったが、
何だか陳腐なもののように思えてしまったのは何故なのか。
 個人的な感受性、センチメンタルな感性。
箱庭という発想にあまりにもセンチメンタルになってしまい
事件現場、風景を通り過ぎてしまったのでは、と感じてしまう。
 或いは、それを意図していたのか。
 でも、だったら何故、あの事件のあった土地をわざわざ選んだのだろう。
 それさへも通りすぎて行くことができる、感傷的になりながら、
ということなのだろうか。
 それが、今の世界なのだと。
 そうも思えないのだが。
 
 事件というものの真実は、けっして当事者にしか解らないものだと思う。
その個人的な「風景」に踏み込むなら
もっと赤裸々な自分自身に踏み込むような意志がほしかった、
と感じるのは
私があまりいい読者でないからなのかもしれない。
 初め、事件風景に小林が物語性を感じようとしずぎていている、
と思っていたが、
ふと、物語を感じようとしているのは自分かのしれない
と気付いた。
 あらま、だとしたら感傷的過ぎるのは私?
 迷宮のような気分にさせてくれるかもしれない。

『箱庭センチメンタル』
小林キユウ著
四六判・229頁・本体2200円+税
2002年1月8日発行
リトル・モア刊
 
http://www.gozans.com/bk/?b=4898150675&s=shohyo 
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<畠中理恵子 書肆アクセス店長 神保町の看板娘、じゃなくて看板奥様>
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■『歌舞伎者カゲキはアンデルセンを越えるか?』朝日山
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失敗・挫折・徒労をくぐり抜けたところにしか存在しない資質

「新左翼運動 その再生の道」小西誠 社会批評社
「検証 内ゲバ」いいだもも他 社会批評社

以前、公務員を生業としている知人に面白い本を教えて欲しいと言われた。
それで、その頃読んでいた篠田節子のお笑い小説「斎藤家の核弾頭」をすす
めた。数日するとこの知人からメールが送られてきて「途中、何度も息苦し
くなり、読むのを止めようと思いました」と書いてある。はぁ???

「斎藤家の核弾頭」は近未来、行政のいじめに怒り狂った斉藤さんらが手製
の核ミサイルで国家権力に宣戦布告する荒唐無稽なお話。で、この知人、
「非情な政府の手先にだけはなりたくない、もっと人情にあふれる公務員を
育てる努力をしないといけないと肝に銘じました。と同時に、情報管理の世
界の怖さを忘れて、情報化推進に浮かれていてはいけないと真剣に考えさせ
られました」という。どうも一歩間違えたら、自分たちはとんでもないこと
をやらかすと読んだらしい。

そんなつもりで勧めたんじゃないのだけど(^_^;)、この知人、詳しくは知ら
ないが、もらった名刺の肩書きから察するに相当なエリートだ。こういう人
がそれなりのポジションにいることに、日本の行政もそうそう捨てたもんじ
ゃないと少し安心した。しかし公務員が悪役の本勧めてよく怒られなかった
(^^ゞ

社会批評社は、元反戦自衛官小西誠氏が経営する出版社。最近では、公安調
査庁から漏れ出した資料を本にした「公安調査庁マル秘文書集」や、宝島社
の「公安アンダーグラウンド」で匿名にされていた宮崎学をはじめとした左
翼運動の獅子身中の虫、すなわちスパイたちの実名を公表した「公安調査庁
スパイ工作集」でこの世界を激震させている。

小西氏の政治観は、新左翼、中でも中核派に近いとされる。しかし、まとも
で誠実な人のようだ。中核派に近いと言っても、平気で清水丈夫(中核派の
親分)を始めとした新左翼や日本共産党をこき下ろす。彼は日本の新左翼運
動が、どうしてここまで愚劣な存在に成り果てたのか検証する本をここ数年
出し続けている。

彼自身も新左翼運動に全人生を捧げた男だ。そんな男が自責の念に苦しめら
れながらも新左翼運動を総括しようとしている。その到達点が、この二冊だ。

今の日本で新左翼といえば、過激派の代名詞である。新左翼運動は、初期に
はそれなりに支持者がいた。しかし左翼各派内でおこった武力抗争、いわゆ
る内ゲバで社会的な支持を失った。中でも先鋭化した日本赤軍などは外部の
みならず自らの構成員までテロの標的にしたことで反発・嫌悪感まで買って
しまった。

なぜこんなことになったのか。簡単に言ってしまえば、根拠のないエリート
主義、無知蒙昧かつ傲慢なリーダー、上意下達以外に機能しない組織……ほ
とんどどこかで聞いたことのある理由が並ぶ。しかし、それだけなら適当な
ビジネス書、失敗をテーマにした本を代わりに読めば済む。

あえてこれを勧める理由は、小西氏が大変読みやすい文章を書く人で、とも
すれば難解な用語ばかり並べて往々に意味不明となるこの分野の本とは一線
を画していること。第二に、現場の活動家の肉声がきちんと書いてあるから
である。こいつら何者なのかと遠巻きにしていた人たちにこそ、読んでいた
だきたい。

新左翼運動自体は、当時他の国でもあった。しかし日本の内ゲバみたいなこ
とをやっていたところはない。要するに内ゲバは日本の新左翼にしか見られ
ない現象だ。なぜなのか?小西氏は「このあまりにも日本的な事態は、やは
り、戦後日本の、とりわけ戦後の左翼集団の、人権と民主主義に関する思想
の水準に起因していると言わねばならない」という。至言である。また、こ
の背景には、戦前から六全協(党大会だと思ってね)までの日本共産党の体
質が影響している。

日本共産党は戦前から反戦平和を唱えていた唯一の党だなんてぬけぬけと言
っているが、実は大うそ。六全協までは武装闘争だってやっていた。当時
「山村工作隊」や「中核自衛隊」に参加していた人は、まだ多くが存命なの
によくやるよ。本屋で万引きの現場を押さえられて、私は盗んでいません、
本が勝手にかばんに入ったんですなんて言いわけするよりたちが悪い。

ちなみに当時日本共産党のために爆弾を作っていた木村哲人氏の「テロ爆弾
の系譜」三一書房は腹がよじれるおかしさと、日本のスパイ戦がル・カレの
小説のような水準だったことを教えてくれる。序文で大島渚が、「映画のフ
ィクションとしてこのようなシナリオを書いたとしたら、つくりすぎという
ことで一蹴されるだろう」と書いているくらいである。

それはそれとして、内ゲバが本格的になろうとしていたころ、実は現場にも
この趨勢が何をもたらすのかを十分予測できた人はいた。しかし、そうした
人たちの言論を封殺し、破滅の道に進んでいった行動原理。すなわち「反ス
ターリニズム」という名のスターリニズムは、市民のために、国民のために
と標榜しながら、裏でムチャをやっているどこかの「民主経営体」を彷彿と
させる。

日本共産党は国政選挙での勝率ゼロという、これ以上ない完璧な大敗北がき
っかけとなって現在に続く路線に方針転換した。しかし、大衆の支持を失っ
てから新左翼は方針転換より先鋭化を選択する。そうした中で傷つき、運動
から離れていった人は多い。しかし、それでも希望を捨てず、頑張ってきた
人たちの得たものは……「敵の中に味方を作る」より、「味方の中に敵を作
る」のに熱心な新左翼の現実であった。

もともとこうした運動、あるいは宗教活動などに身を投じる人たちにワルは
いない。社会を良くしようと思っていたのは確かであろう。しかしそれがど
う間違って今に至ったのか。地獄への道が善意で敷きつめられている典型的
なケースを見ることは、決して無駄なことではないと思う。我々だって、一
歩間違えたらとんでもないことをやりかねないはずだから。

読者はまず「新左翼運動その再生の道」を読んでから「検証内ゲバ」の小西
氏の書いている第一章「革共同両派の内ゲバの歴史・理論と実際」と生田あ
い氏の書いた第二章「内ゲバ その構造的暴力と女性・子供」まででいった
ん頁をおくことをすすめる。事の本質は、ここまで読めば十分わかる。特に
生田氏の生きざまに注目して欲しい。

その後の部分、第三章は、そこまで読んだらわかることの確認に近く、それ
以降は六全協以前の日本共産党の負の歴史が書いてあるのだが、遺伝子の説
明をするのにDNAに言及しないような典型的な左翼文書だから非常に読みに
くい。読者は読めなくても自分の頭が悪いと思わないように。悪いのはこれ
らの章の担当者だから、読めなかったら社会批評社に言おう。きっと次から
考えてくれるはずだ。

本来は新左翼って何かわからないような人にも読める、新左翼の総括となる
一冊がなければならないのだが……それが本当の総括になり、歴史に残る時
代の証言者、小西誠の誕生につながると思う。

言うまでもなく、現在、新左翼のイメージは地に堕ちている。過去の負の部
分を清算しきったとしても、再生は不可能に近いだろう。しかし、

「失敗・挫折・徒労をくぐり抜けたところにしか存在しない資質−わたしは
こうした資質だけしか信じられないように思われる」

アルベルト・ジャコメッティの、この言葉を座右の銘とし、再生を信じて生
きていこうとする人たちがいる。私はクズ左翼が嫌いだが、このような人た
ちまでクズと同じ扱いはしたくない。

 「新左翼運動 その再生の道」小西誠 社会批評社
http://www.gozans.com/bk/?b=4916117409&s=shohyo 
 「検証 内ゲバ」いいだもも他 社会批評社
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(朝日山 烏書房付属小判鮫 37歳 好きなジャンル 何だろ?)
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■あとがき
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>去年の初頭ごろの話なんですが
>はあはあ
>テロを特集した番組をやっていて、危機管理の専門家とかいう人4、5人
と、芸能人の人とかが出てたんですが・・
>ああ、そういう番組、盛んにやってましたよねー
>近々、日本にテロが起こるかと言う質問をされたとき、そこに出てたゲス
トの人、みんなイエスってカード挙げてたんですよ。なんか、それを見てぞ
っとしましたねー。日本人って本当に雰囲気に流されやすいんだねーって。
>いま、誰もそんなこと言わなくなりましもんねー。
>そうそう、でもだからこそ、これからが反対に危なくなるかもしれないっ
て感じちゃいます。不意をつくというのは、みんなが「危ない」と思ってい
るときではなく、「ああ、危機が去った」って安心したときこそ最大のチャ
ンスなんですから・・
>ああ、前にラグビーの平尾選手の本の紹介に書いてあったことですねー。
>まあ、思い起こせば、アフガニスタンからタリバン勢力が一掃されて、復
興していくこととテロの撲滅は、実はあまり関係のないことですし。アメリ
カ関連のみなさま、今こそご用心を・・・
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